第3のビールで十分だ

リスティング広告、SEO、LPOなどなどウェブマーケティングをちょこちょこやってます。いずれはウェブから出てマーケティングに進みたい。

utmパラメータの付け方からWebマーケティングをちょっとだけ考える

アクセス解析には目的が重要

いきなり長いタイトルなのですが、 最近うちの会社でもutmパラメータを導入したのでその設計をした時に思ったことを書きます。

うちはWebメディアの運営会社なのですが、このご時世めずらしく広告なり、SEO対策をほぼすべて自社で行っています。 たいていの会社では代理店を使うと思いますし、非効率な部分もあるのかなーと思うのですが、 私としてはいろいろと勉強させてもらってありがたいなーという状況です。

で、そんな状況の自社では2015年になるまでutmパラメータを使っていませんでした。

チームでマーケティングを行う上で必要になった

いろいろWebマーケティングの幅を広げていくうちに流入経路の解析なしでは効率的ではないなーということで導入しました。

いろいろのうちの大部分がチームでやるにあたって自分の成果を明確にするという目的が大きかったです。

これまでは1人ないしは2人で改善を行っていたためなんかいろいろやってるうちにCV増えたねーよかったねーてな 感じでした。

それが今回3人になり、自分がチームを束ねるみたいな構図になった時に、 それぞれの施策がどんな成果になったのかわからないのはよくないと思ったわけです。

で、今回自分たちは「リスティング担当」「SEO担当」「LPO担当」みたいな感じに分けて、utmパラメータで流入経路ごとのCV数をはっきりさせることで成果の可視化を目指しました。

utm_sourceとutm_mediumのみで十分

そもそもutmパラメータはデフォルトで

  • utm_source(参照元
  • utm_medium(参照メディア)
  • utm_campaign(キャンペーン)
  • utm_group(グループ)
  • utm_keyword(キーワード)

という5つのパラメータが用意されています。 基本的にはリスティング広告に沿った形で設計されているのかなといった感じです。

しかし、GoogleAnalyticsですべてを管理する必要はないと判断したため今回の設定で共通のルールを定めたのはutm_sourceとutm_mediumのみにしました。 例を挙げるならリスティング広告での「FX」とディスプレイ広告のキーワードターゲティングの「FX」を合計しても何か出てくる気がしなかったためです。(特にFXをあつかっているわけではありません。)

もちろん効果的に使っていらっしゃる会社や人も多いとは思うのですがうちではまだそのレベルにないと判断しました。

どんな良いツールも使えなければ意味がない

少し話はそれるのですが、どんなに優秀なツールでも使いこなせなければ意味がないと強く思っています。

たとえば、ヒートマップ。使ってみて結果を見てみるのは楽しいとは思うのですが、そのデータを分析して効果を出すには結構時間がかかるなーと想像してしまうのが正直なところです。

比較的安いプランの多いですが、現状のうちの会社では費用対効果が出せないのかなと思っていたりします。

同様にアトリビューションについても難しいなと思っています。 結果を見てなるほどー!と思うのは簡単ですし楽しいとは思うのですが、じゃあ実際に効果的に使うには私にはWebマーケティングの実力が足りないのかなと思っています。 アトリビューションは高額なものが多いのでそれも躊躇してしまう理由の一つですね。

上記二つもいずれは使いこなせるようになりたいですねー!

結構いいかも!でも活かすには時間がかかりそう

utmパラメータを導入してみた感想は非常にいい感じです。 各種管理画面ではわかりにくい実際のCV数(管理画面ではAdwordsとYDNでダブルカウントになる可能性がある)がわかりますし、これまで区別しにくかったリスティング広告経由とSEO経由(表現に違和感がある)が区別できるようになったのが大きいです。

しかし、実際に活かしきるには時間がかかるのかな?といった感じもあります。 というのも当然最近設定したばかりですので前年比はもちろん前月比も出せません。

やはり改善は比べてなんぼだと思いますのでしばらくはデータをためるだけと割り切って楽しんでいきたいと思います。

まとまらない文章になってしまって残念な感じです。笑 もっと鍛錬が必要ですね。